2013年09月

キンゾー的こころ

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やれやれ、今日もまた上司から小言。

昔はオレの部下で、こっちが小言をいってたわけだけど、
因果は巡る糸車、ってこったね。

仕方ないっちゃ、仕方ない。

手に職があるわけでもなく、定年間際でありつつも、
再雇用はOKをもらったわけだし、
今のご時世、サラリーマンとしちゃ恵まれた環境といえるわな。

同輩諸兄諸姉にあっても、おんなじようなもんだろう。

さ、さ、明日もレキソタンを齧りつつ、
ルーチンをこなすかね。

キンゾー的こころ

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レキソタンって、やぱ効くよな。

こんな時間、明日からのJOBを想起すると、
もう普通の状態じゃいられない。

だけど、向精神薬を服用して、気持ちが楽になるんだっら、
それはそれで素晴らしいことじゃないか。

いいんだよ、これで。

レキソタンとワイパックスのカクテルで、
来週も乗り切らなくちゃならないんだ。

死にたくだけはなるなよな、オレ。

キンゾー的こころ

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やはらかに 積れる雪に 熱てる頬を 埋むるごとき 恋してみたし



いまさらセックスだのなんだの、野暮は言わん。

つか、んなこたぁ力がありあまればこそ、だ。

高校生じゃあるまいし、
力なんか、とうの昔にはらはらと消えちまった。

しかし、これだけは間違いなくいえる。

女を好きになる、恋をする、愛おしく思う。

それは失いたくない。

ラブソングのその向こうに、風景がどうなっているか。

毎回、毎回、恋するたびに、
あー、恋に狂うって素敵だ。

そう思う。

キンゾー的こころ

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今日も暮れたか……。

休日出勤ってな、そこにいるだけで疲労感を感じる。

昼食を摂るために歩いていたら、取引先の某氏と遭遇。

いわく。

「やせたね、疲れているみたい」

そうね、いくら寝ようが、休日があろうが、
心底、リラックスできた日なんて、一日もなかった気がする。

漠然とした不安感がまとわりついている。

オイラもその某氏に答えた。

「そうですかね。まぁもう定年ですから。疲れもたまりますよ」

苦い思いが胃を収縮させるのか、
昼食は摂らずじまいだった。

初老諸君。

ほとんどは堅牢な哲学をもつわけではあるまい。

糊とハサミで日々をうっちゃってくれや。

キンゾー的こころ

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今、さえざえと立待の月が天を支配している。

ほんの数週間前は「罰ゲームかよっ!」ってな熱暑だったんだ。

それが「これでもかっ!」という雨のあとは……これだ。

やはり神のしろしめたまう自然は、それほどヤワではない、ということなんだろう。

心がへこんでも、花鳥風月のあわれは、日本人の心性の保湿クリームだわな。

キンゾー的こころ

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長い空白にもいろいろとあった。

サラリーマン人生もあと半年。

そ、定年ってやつね。

まぁ、オカミの有り難い下達のおかげで、一応しばらくは再雇用、ってことになる。

になるのだが、だ。

はっきりいえば、働くのはもうアキアキだ。

係累も、面倒なあれやらこれやらも、何もかも放擲して、ホーボーのようにデラシネ生活がしたい。

したいが、だ。

そうは問屋が卸さない、ってのが人生のリアリティだわな。

たぶん、明日も変わらずに会社に行き、やれやれとため息をつきながら満員電車に揺られ、
帰り道に少しだけ酒精をいれてやって、のろのろと家の扉を開けることになるのだろうな。

北大の寮歌だったっけな。

「羊群声なく牧舎へ帰る」

諦観と悲しみを飲み込みきったような羊の目に、
このくたびれ果てた初老がどう写っているのか、羊に解釈して欲しいものだな。

せまりくる老いのあれこれ

20130917


長い空白。

長い長い空白。

しかし地球は自転していたし、ハルシオンもレキソタンも効いていた(ような気がする)。

増えたものは抜きがたい疲労と、諦念。

減ったものは性欲と食欲と睡眠欲。

要するに本能の基本パトスが落ちることが老い、なのだろう。


諸君。

自殺だけはするな。

そのうち自殺することも面倒になる。

それまで悲惨にのたうち回っときなよ。