キンゾー的こころ

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長い空白にもいろいろとあった。

サラリーマン人生もあと半年。

そ、定年ってやつね。

まぁ、オカミの有り難い下達のおかげで、一応しばらくは再雇用、ってことになる。

になるのだが、だ。

はっきりいえば、働くのはもうアキアキだ。

係累も、面倒なあれやらこれやらも、何もかも放擲して、ホーボーのようにデラシネ生活がしたい。

したいが、だ。

そうは問屋が卸さない、ってのが人生のリアリティだわな。

たぶん、明日も変わらずに会社に行き、やれやれとため息をつきながら満員電車に揺られ、
帰り道に少しだけ酒精をいれてやって、のろのろと家の扉を開けることになるのだろうな。

北大の寮歌だったっけな。

「羊群声なく牧舎へ帰る」

諦観と悲しみを飲み込みきったような羊の目に、
このくたびれ果てた初老がどう写っているのか、羊に解釈して欲しいものだな。