ヘビとクモ、あんたはどっち?

ヘビ


モノの本によると、
世の人間は「アンチ・ヘビ」と



クモ


「アンチ・クモ」に分かれるそうだ。

オレはもう、完全なアンチ・ヘビ。
あれはどうにもいけません。

まずね手足がない、というのがあきまへん。
イソメやミミズは許す。
そういう動物だから。

しかしヘビはは虫類でしょうが。
それで手足がない、いやどこかに忘れているという事実、
これはもうね、邪悪な目論見を持っているからに違いない。

ほ乳類でも手足のないイルカや鯨は?
と聞かれると、ごにょごにょと韜晦するしかないので、
そこんとこは深く追い詰めないように。

さらに、ですよ。
あの無表情なくせに凶悪さと無慈悲を漂わせる目。
椎名誠氏がいみじくも「ヘビ目」と論破した、あの目、だ。

ヘビに怪力乱神を見るのは、どうやら世界共通らしく、
「ヘビ酒」「ヘビ料理」なんぞを食すと、
「夜、眠れないよ」となるらしい。

昔、沖縄でヘビ酒を試した。
まずい。
ひたすら生臭く、
強壮剤以前に「人間の閾域を超えている」と思ったね。

香港でヘビ料理。
1口食べて、全部残した。
まぁ、オレの支払いじゃないんで、いいのだ。
第一、自分の金で食べようなんて、金輪際、発想しないわ。

だから、ナンなんだと聞かれても困る。
ただ、ヘビはいけません、とそれだけ。