人は人



要求水準ってのがある。
自分に対しての。

どうしても大きく、強く見せたいわな。
オスがメスに見せる求愛行動であったり、
敵に対する威嚇行動であったり。
ある意味、生物なら等しく持つもの。

それが社会性を帯びると、なにやら本能とは違う様子を見せる。

できもしないことを「できる」といったり、
ささいな出来事を盛りに盛って膨らますとか、ね。

こうなると要求水準ってのが本能から遠く離れて、
詐欺や詐話、噓八百になるから恐ろしい。

で、いざ今ある現実に照らしてみて、
あー、なんてこったい、と身をよじったり、不安になったり。
そう、今のオレだな。

背伸びをしても益なし。
他人と比較をしても詮ない。
嫌いな言葉だが「等身大」であるしかない。

人は人、吾は吾。

クソみたいに苔むした言葉だが、真実真理であるな。

できないことはできない、といおうね。