スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

鼠の目#399(ほぼ全文はリンクで)

鼠の目・これまでの梗概

タウンページ


この暴発を第三者的視点で眺める目撃者が必要、そう川崎姉妹は考えた。

なぜか。

結末は破滅しか想像しえない、と判断したのだろう。

その破滅への道、事実経過を波動外に発言できる目撃者があってこそ、波動の目論見、存在意義が継承されるはずだ、と踏んだんじゃないか。

波動は東アジアの祭祀統合という崇高な理念に殉じました、と思われなきゃいけない、伝わらなければいけないんだ。

そしてその冷徹な事実を受容し、さらに止揚し、川崎一族の意志を継ぐ者を待つ。

いつか血が、DNAが、環日本海文化が亭々と聳え立つ構想が消えることはない。

またそうしなけりゃ祖父・川崎徳一に申し訳がたたない、そんな下世話な欲望もあったかもしれん。

目撃者は普通の人間でないほうがいい。

警察やヤクザモンは論外として、武器や殺人のからむ話だ。

少なくとも、そういう事態が出来しても、対応できる人間でないと目撃者足り得ない。

そこで選ばれたのがアンタ、鼠の旦那だよ。

選ばれた基準は、そうだな、タウンページでめくったら、たまたま最初に飛び込んできた名前がアンタだった、その程度だろう。

あるいは川崎姉妹に独特な勘があったのかもしれん。

しかしいずれにせよ普通で考えれば論外な話だ。

しかし論外であるがゆえ、カルトであるともいえる。

同時進行的に波動の武装化があったのだろう。

いまいったような背景で、どのような経過を経て武装化路線がとられたかはわからん。

わからんが、文龍名と川崎姉妹による専断だろう。

議論などカルトには必要でないからな。



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。