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鼠の目#417(ほぼ全文はリンクで)

鼠の目・これまでの梗概

シーシェパド

さあ、これからがカルトの独壇場だ。

気を活性化させるためにこの水を飲め、という。

マイナスイオンが豊富に含まれてるがゆえ、身体中の気が活性化されるのだ、宿便が排泄されるのだ、宇宙のパワーが受容できるのだ…。

すべて大嘘だ。

しかもその水の値段たるや、法外どころか、常軌を逸している。

つまり科学と呪術の見事な使い分けなのだ。

そしてその使い分けが巨利を生み出す源なのだ。

それをオレの辞書では詐欺という。

東洋的精神主義の見直しは、西洋的合理主義の反省にたったものだとオレは認識している。

富が集中し、貧困が拡大する拝金主義、行き過ぎた合理主義、効率主義、成果主義を東洋的ゆとりでもって解消しようとするものだったはずだ。

でなければ環境への関心など生まれてこなかったはずだ。

ところが主義や潮流というものは、過激であればあるほど、その勢いを増すという厄介な本質がある。

例えば環境への関心が行き着いた先がグリーンピースであり、シーシェパードである。

彼らにとってみれば、鯨を科学的に論じる、いや、論じることすら悪、と看做す。

今度は東洋的精神主義の独善性、すなわち科学的論争を排除する方向に走ってしまった。

このことこそが、呪術をもって科学を説明しようとするカルトの濫觴そのものだ。

人々の持つ漠とした不安につけこむにはうってつけなのだ。

ある日、カルトはあなたの傍に近寄り、耳元に小声でささやく。

「最近、身体の調子が悪くありませんか?家庭内に悩みがありませんか?今の世の中、どこかおかしいと思いませんか?」

こう問われて、どこもかしこもすべて順調です、といえる人間はおるまい。



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