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鼠の目#436(ほぼ全文はリンクで)

鼠の目・これまでの梗概

<主な登場人物>

オレ=初老のフリーランス便利屋、通称、鼠。説教多し
オカマのマリー=オカマバーの女将、陸上自衛隊OB
ケンスケ=オレの助っ人、仏外人部隊脱走兵
山下=定年前の所轄の刑事
和田由美子=事務所の雑用を請け負ってくれている素敵な女性
和田洋子=和田さんの一人娘
川崎真知子=オレの依頼人。川崎徳一の孫
川崎真理子=真知子の妹
徳永高男=波動研究会の会長、川崎徳一の嫡外子
文龍名=カルト教団・統合真理教会のボス、波動の最高幹部も兼ねる
後藤=徳永の部下、事務方、対外折衝部門の長
宮崎一平=和田洋子のサークル仲間。波動研究会の末端メンバー
長田=波動のメンバー、上島上等兵の息子、徳永の非公然活動を担う
滝川順平=靴屋の隠居、川崎徳一の戦友
川崎徳一=本名・李光徳、川崎姉妹の祖父
川崎良子=川崎徳一の夫人。川崎聖一の母。古朝鮮の祭祀一族の末裔
川崎聖一=川崎徳一の息子であり、川崎姉妹の父。徳一の死後、失踪
川崎篤子=川崎聖一の妻。川崎姉妹の母。廃宮家の末裔
上島上等兵=滝川、川崎の終戦時の上官。長田の父親

弾丸

長田のいるところからは、挙措動作は見えるにしても、文龍名の話す内容までは聞き取れなかった。

しかし、文龍名の大きな動きからは、波動メンバーを叱咤激励していることは確かだった。

実際、集まった若者たちの間に、狂信的な熱狂が生まれつつあることが見て取れた。

理非曲直の閾値を越えた、イデオロギー的熱狂だ。

善悪よりも直接的な行動そのものを欲求している。

肥大した自己意識が到達する独善的なエネルギーの集中だ。

長田は手にしたカラシニコフを撫ぜた。

それは無機ではあるが、雄弁に力を語りかける。

こいつの引き金を引くだけで、誰でも死体にすることができる。

ドサクサに紛れて誰でも、だ。

長田には予感があった。

ケンスケは来る、間違いなくここへ来る、という予感だ。

それもあと数時間以内に、という動物的な直感だ。

そのときこそ、このカラシニコフの威力をまざまざと味あわせてやる。

銃口の前に膝まづかせ、命乞いをさせてやる。

赤子のように泣いて慈悲を乞うだろう。

そのときだ。

銃口を眉間に突きたて、苦しませることなくくたばらしてやる。

苦しめない、それが最後のオレさまの温情だ。

眉間を貫通する銃弾で、あっけなくケンスケは絶命するだろう。

オレはその死体に小便をかけ、去り際に唾を吐きかけてやる。

手向けの花代わりだ。

ケンスケのようなクソ野郎にふさわしい、クソな死に方だ。

徹底的に惨めに、無慈悲に、しかも無様に殺してやる。

それと文龍名だ。

やつもケンスケと同じだ。

小便ちびるくらいに脅し上げ、オレを愚弄した人間がどういう末路になるのか、思い知らさせてやる。

最後は川崎真理子だ。

あのアバズレ、殺す前にオレの肉棒をブチ込んでやる。

気持ちよがってももう遅い。

銃口を突きたて、咥えさせたまま殺してやる。

殺したあと、尻穴にオレの棒をブチ込む。

思い切り放精し、凌辱してやるのだ。

長田の股間がみるみる膨れ上がり、放ちそうになった。



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